Type A: |
シンフォニック・ロックは好きだけど、Hawkwind は未聴だ |
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Type B: |
「絶体絶命」や「宇宙の祭典」までならチェックずみ |
Type C: |
ヘヴィ・メタルはうるさくてちょっと・・・ |
Type D: |
最近、テレビのCMや借りたCDで洋楽ロックを知りました |
Type E: |
いわゆる『プログレ・ハード』にハマり中 |
Type F: |
Doom Metal / Stoner Rock は精神安定剤である |
Type G: |
テクノ・ハウスを日がな一日中鳴らしている |
Type A シンフォニック・ロックは好きだけど、Hawkwind は未聴だ |
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必殺アイテム『メロトロン』が威力を発揮するアルバムを。初期のスタジオアルバムでは積極的に使用しています。 [studio album]$ Warrior on The Edge of The Time(1974) $ Hall of The Mountain Grill(1973) Hawkwind メロトロンの最高峰2枚。両作とも1曲目から耳に飛び込んできます。 |
Type B 「絶体絶命」や「宇宙の祭典」までならチェックずみ |
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発掘・新作など玉石混淆のライブ・アルバム群から、ややマイナーなものを。あるいは、メンバーのソロ・マテリアルまでを収めたコンピ物を。 [live album]$ The Friday Rock Show Sessions(1992) $ Undisclosed Files - Addendum(1994) 2枚とも1980年代のライブを収録。音質は比較的良好。Hawkwind ならではのパワー/脱力感(?)を存分に堪能できます。 [compilation album]$ Lord of Light(1993) $ Family Tree(2000) "Lord of Light"には Nik Turner や Bob Calvert のソロ作、"Family Tree"には Ron Tree や Jerry Richards、Dave Brock のソロ作を収録。 |
Type C ヘヴィ・メタルはうるさくてちょっと・・・ |
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ご安心を。Hawkwind は純粋にポップスと言えるほど軽快で、耳あたりが良好なアルバムもリリースしています。 [studio album]$ Astounding Sounds, Amazing Music(1976) $ Quark, Strangeness And Charm(1977) ヴォーカル主体の軽快な曲が大半を占めるアルバムです。 |
Type D 最近、テレビのCMや借りたCDで洋楽ロックを知りました |
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プログレの「難解な部分」がごっそり抜け落ちた、ギター中心のストレートなハード・ロックアルバムを。 [studio album]$ The Chronicle of The Black Sword(1985) $ The Xenon Code X(1988) ギターのリフがシンプルで文句なしにカッコよく、ロックの“ノリ”が楽しめます。 |
Type E いわゆる『プログレ・ハード』にハマり中 |
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実は、中期・後期の Hawkwind はシンフォニック・ロックより、プログレ・ハード色が強く出ています。やや深めにかかったエコーの中、ギター・リフがガ〜ンと響くアルバムを。 [studio album]$ Electric Tepee(1992) $ Alien 4(1995) シンセやサンプリングはこれでもか多用されていますが、基本的なリズムはハード・ロックです。"Alien 4"はもちろん同名の映画とはなんの関係もありません。「エリア 51」の方面です(汗)。 [live album]$ Love in Space(1996) CDで2枚組のライブ。スタジオよりもスぺイシーな感覚がさらに増し、スケールが巨大化。疑似宇宙旅行を存分に体験できます。 |
Type F Doom Metal / Stoner Rock は精神安定剤である |
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初期の Hawkwind は元祖 Doom Metal / Stoner Rock と呼べるほど重く、暗く、ラリパッパ〜です(汗)。スタジオでは、腰から下がズンと重くなるリズムを、ライブでは文字通り「サイケデリック・トリップ」をご堪能ください [studio album]$ In Search of Space(1971) $ Doremi Fasol Lasido(1972) のたうつ“鉛の海”のごときヘヴィネスが横溢。 [live album]$ Space Ritual, in Liverpool And London(1973) $ BBC Radio 1 Live in Concert(1991) 演奏者の精神は異世界へと旅立ち、すでにこちら側の人間ではありません。 |
Type G テクノ・ハウスを日がな一日中鳴らしている |
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シンセの荒波にさらわれ、息が詰まるほどの濃密なアルバムはいかがでしょう。反則ですが、Hawkwind 以外のアーティストがこしらえたリミックス・アルバムも、原形をとどめないくらい加工され、お薦めです。 [studio album]$ It Is The Business of The Future to Be Dangerous(1994) 他では聴けない「ヘヴィ・ハウス・メタル」を具現したアルバム。 [remix album] $ Future Reconstructions - Ritual of The Solstiec(1996) $ The Hawkwind Remix Project 2枚とも別バンド/アーティストによるリミックス集。全曲、テクノ・ハウスの範疇に含まれる曲です。 |